■ストットルマイヤー警部のプロフィールと生い立ち

警部のプロフィール 警部の生い立ち

ストットルマイヤー警部 公式サイトの警部のプロフィールと管理人による注釈

 以下の文章は、アメリカのMONK公式サイトにおける警部のキャラクター紹介を、日本語に翻訳したものです。下線部分をクリックすると、管理人による補足的な注釈にリンクしています。

 リーランド・ストットルマイヤー警部はモンクの元上司※1で、モンクの強迫神経症(OCD)が悪化※2し、彼の捜査能力や他の同僚たちとの人間関係※3に問題が生じ始めた時に、モンクをサンフランシスコ警察から離職させた人物である※4。しかし、モンクが警察官ではなくなった今でも、モンクの能力をサンフランシスコ随一と評価しており、彼のユニークな視点を捜査に取り入れるために、しばしばモンクを事件現場に呼び寄せる。ストットルマイヤー自身も非常に優秀な刑事だが、天才的なモンクの才能にはかなわない※5。その事実が時に彼をひどく苛つかせる。

※1
 元パートナーでもある。

※2
 警察官だった頃のモンクは、OCDの傾向はすでにあったものの、その症状は今ほどひどくはなかった。しかし、トゥルーディの死の衝撃によって、一気に悪化してしまった。

※3
 警部自身は、元サンフランシスコ警察署長(ハリー・アッシュコム from Mr. Monk and the Psychic)とも、内部調査部に睨まれて出世の遅れた元パートナー(アダム・カーク from Mr. Monk Goes to the Carnival)とも、親しき仲にも礼儀ありの原則は守りつつも、相手によって態度を変えることなく親友づきあいをしているし、ディッシャーをはじめとする部下達には慕われているし、組織の中の一員として、周囲とは基本的に良好な人間関係を築いているようだ。これはひとえに彼が、公平で、仕事熱心で、有能で、我慢強く、自分の非を認める勇気があり、人間的な優しさやユーモアを忘れない人だからだろう。

※4
 モンクのSFPDへの復職についても、その意見が重要視される。つまり、警部がGOサインを出してくれないと、モンクの復職は難しい。

※5
 しかし、それはあくまでも事件現場での調査力や推理力の話であって、"Mr. Monk and the Candidate" でディーコン(後のディッシャー)警部補が言ったように、モンクには、警部がいつもやっているように大勢の警察官を組織して広範囲にわたる捜査を行ったり、部下の士気を鼓舞したりはできないし、相手が暴力に訴えてきたときには、警部のほうがずっと頼りになる。どちらかがより優秀ということはなく、警部とモンクは足りないところをお互いに補い合う関係なのではなかろうか。事件解決のために、警部にはモンクが必要だが、モンクだって警部がいなくちゃ、具体的には何もできないのだ。
警部役のテッド・レヴィンが語るストットルマイヤー警部の生い立ち

 MONKのシーズン3のDVDに収められたボーナストラック"Life before Monk"より。テッド・レヴィンは彼自身の印象を述べているような感じで話していますが、DVDの裏表紙に"Official back story"とかいてあるので、公式設定と思っていいようです。

 ストットルマイヤーは軍に入り、名誉除隊して、いったん家に戻ってそこで警察官としての訓練を受け、それから70年代の初め、国中が自由気ままな雰囲気だった頃に彼も自由に広く世間を見て回るつもりで、カリフォルニアにやってきた。そして、カリフォルニアのサンフランシスコで警察官になったんだ。

★原文
I think that Stottlemeyer went into the service, got done, went back home, you know, started about raw enforcement there, and then went to California just kind of on a free kind of thing, you know, looking around, you know? during a period of time that was a little volatile in the country, you know, maybe in the, you know, the early 70's. And ended up getting involved in Law enforcement in California and San Francisco.

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