■名探偵モンク エピソードガイド
名探偵モンク ファイナルアンサー
ファイナルアンサー Mr. Monk and the Game Show
脚本:ダニエル・ドラッチ
監督:ランドール・ジスク

あらすじ
 有名なクイズ番組の司会者ロディ・ランクマンの秘書のリジー・タルヴォは、ランクマンが自分の司会する番組でインチキをやっていることを見抜き、己の良心に従って事実をプロデューサーに告げようとするが、ランクマンに、自分から番組を辞めるので、どうかプロデューサーには何も言わないでくれと懇願され、一度は納得する。しかし翌週の番組の放映を観て、ランクマンには辞める気がないことを知り、怒ったリジーはインチキの証拠のテープを掴んで、家を飛び出す。しかし、プロデューサーの下に行く道すがら、車のブレーキがきかずに彼女は崖から転落してしまう。

 母親を訪ねるためにしばらくサンフランシスコを離れるシャローナの代わりに、以前宝くじで1等を引き当て大金持ちになったはずが、なぜかすっかり元のさえない男に戻って、モンクの上の階に戻ってきていたケビン・ドーフマンが、彼女の留守の間モンクの世話をすることになる。しかしケビンの、悪気はないが人をいらつかせる行動の数々に、我慢の限界を絶えず試されるモンク。
 と、その時ドアのベルが鳴り、応対に出たモンクはドアの前に立っていた人物を見て驚愕する。それは、亡き妻トゥルーディの父親で、モンクにとっては義父となるドワイト・エリソンだった。

 久しぶりの義父との再会を緊張しつつも喜ぶモンク。しかしドワイトは、ただモンクの顔を見に来たのではなかった。彼の仕事はTV番組のプロデューサーで、現在「トレジャー・チェスト」というクイズ番組を制作しているが、どうも現チャンピオンの男がインチキをやっているらしい。しかしその証拠がつかめないので、ハリウッドまで出向いて彼らのインチキの手口を掴んで欲しいというのが、ドワイトの頼みだった。
 モンクは最初、シャローナの不在を理由にハリウッド行きを渋るが、ケビンの強引な押しに引きずられて、義父の依頼を引き受ける。

 ハリウッドに着いたモンクとケビンは、さっそくドワイトと共に「トレジャー・チェスト」の収録現場を訪れる。そこで現チャンピオンのヴァル・バーチに会い、収録の様子を観たモンクは、ヴァルは司会者のロディ・ランクマンと組んでいるらしいと直感するが、彼らのインチキの手口までは掴めない。

 その夜は、エリソン家に泊まることになったモンクとケビン。トゥルーディの母マーシャにも再会し、モンクはトゥルーディとの幸せな思い出の数々に胸を締めつけられる。辛すぎてトゥルーディの部屋に入れないモンクを、義母のマーシャは優しく慰める。
 その夜の夕食の席でドワイトから、ロディ・ランクマンの秘書が事故死した話を聞かされ、翌日、モンクとケヴィンは彼女が死んだ現場を訪れる。そこで、ヴァル・バーチがその場を訪れた形跡をみつけ、さらに、次の訪れたヴァルの家で、ランクマンがその家にやってきたことがある証拠をみつけたモンクは、インチキの決定的な証拠を掴むために「トレジャー・チェスト」に解答者として参加するー――


このエピソードの《警部ファン的》みどころ
 このエピソードには、残念ながら警部は出てこない。


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