■名探偵モンク エピソードガイド
名探偵モンク 謎の悲鳴
謎の悲鳴 Mr. Monk and the T.V. Star
脚本:トム・シャープリング
監督:ランドール・ジスク

あらすじ
 サンフランシスコを舞台にした人気刑事ドラマに出演中の俳優ブラッド・テリーの元妻スーザン・マロイが、自宅で殺害された。
 その日、ブラッドはパパラッチから身を隠すために、スーザンの家に泊まっていたが、外に出てみると門の前に大勢の記者達が詰めかけており、ブラッドが彼らにここを立ち去るよう話している最中に、家の中からスーザンの悲鳴が聞こえたのだ。

 捜査協力を依頼され現場に向かったモンクとシャローナだが、シャローナは本物のブラッド・テリーに会えてすっかり浮かれ気味。ストットルマイヤー警部も、偉ぶらない態度でさりげなくお世辞を言うブラッドに好印象をもつ。しかしモンクだけは、現場の状況からブラッドの話に不審を抱き、彼の周囲を調べ始める。

 ブラッドが出演しているドラマはまもなく放映100回を迎え、これを機に多局にわたって放映されることが決定しており、ブラッドの手には莫大な契約金が入ることになっていた。しかし、最初に契約を交わした際、ブラッドはまだスーザンと結婚していたため、カリフォルニア州の法律に従うと、ブラッドは手にする契約金の半分を彼女に支払わなければならなくなる。

 その金を惜しんでの、ブラッドによる犯行と確信するモンク。しかし、ブラッドは嘘発見器のテストにもパスし、あの手この手でシャローナ、警部、ディッシャーを味方につけて、モンクはひとり孤立してしまう。

 他のみんながブラッドに招かれたパーティで楽しんでいる間、たったひとり、自宅でもくもくと夕飯を食べるモンク。その状況は、やはり仲間外れにされてパーティに呼んでもらえなかった6年生の時のことを思い出させて、モンクはすっかり落ち込んでしまうが、それでもモンクは、犯人はブラッドだという意見を変えない。

 しかし翌日、警部に呼ばれ警察に行ってみると、取調室にブラッド・テリーの熱狂的なファンでストーカーでもあるマーシ・メイヴェンがおり、彼女はモンクの前ではっきりと、スーザン・マロイを殺したのは自分だと断言する―――

このエピソードの《警部ファン的》みどころ

それはどうかな・・・;;

 ブラッド・テリーを評して警部が
「彼はいい奴だ。普通の男だよ、俺やお前(ディッシャーを指して)みたいな」
 と言うとすかさずモンクが
「僕みたいな?」
 次の瞬間、無言でてんでに違う方向に視線を泳がせる警部とディッシャー。三人の息がぴったり合った間が絶妙。
 しかし、あのバッファロー・ビルが『名探偵モンク』では普通の男か、と思うと、なんとなく感慨深い。

警部はパーティの人気者

 ブラッドに招待されたパーティで、大勢の若い美女に囲まれて、いたくご満悦な様子の警部。ラスベガスの時もそうだったが、パーティの席ではいつも警部はモッテモテ。ノリが良くて楽しくてハンサムで、その上歌もうまい(笑)とくれば、当然か。

これで一件落着! ありがとう、モンク!

 みんなの寄ってたかっての説得についにモンクが折れ、大喜びの警部とディッシャーとシャローナ。特に警部は、モンクがブラッドへの疑惑を取り下げたら、ドラマのコンサルタントになって半日で1000ドルももらえるんだ! と大はしゃぎ。おいおい、それってあからさまな賄賂ではないのか;;
 ベテラン警官のくせにあっさりブラッドに丸め込まれて、手玉に取られてしまう警部はちょっと情けないが、ブラッドのような天才的な嘘つきというのは実際にいるらしいし、そういう人物にかかるとまるで催眠術にかかったみたいにその人の話を信じてしまうというから、しかたがないのかもしれない。いやしかし刑事は人を疑うのが商売。やっぱり、このエピソードの警部はちょっと情けない。でも、そういう単純なところがまた、可愛い(笑)

おっとあぶない!

 かっこつけてパーキングメーターに寄りかかったとたん、そのメーターはセット用の偽物で、一緒に倒れそうになってあわてて支える警部。このシーンは警部の『普通の人』っぷりがとてもよく表現されていて、素晴らしい。


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